自分ブランドは最強のビジネスツール!「パーソナルブラン ディング」で最初にやるべきこと
2019.06.04
いま最強のマーケティングツールとして注目されている「パーソナルブランディング」。
もしみなさんが顧客をお持ちで売上を上げたいとお考えなら、自分ブランド構築!つまり「パーソナルブランディング」を始めてみましょう。
「パーソナルブランディング」とは、ビジネスパーソンの「個」の独自性、価値を高めて、ビジネスを成功へと導いていくマーケティング活動のことを指します。
「自分」という独自の価値を活用して顧客に働きかけることで、「あなたから買いたい」「あなたに依頼したい」というポジティブな反応を引き出すという喜びの多い活動です。
そのことにより、強いビジネスと、自分への深い信頼を手に入れることができます。
それでは、まず何をすればよいのか、ブランド戦略コンサルタントの吉⽥ともこが解説いたします。
「自分」という独自の価値を活用して顧客に働きかけることで、「あなたから買いたい」「あなたに依頼したい」というポジティブな反応を引き出すという喜びの多い活動です。
そのことにより、強いビジネスと、自分への深い信頼を手に入れることができます。
それでは、まず何をすればよいのか、ブランド戦略コンサルタントの吉⽥ともこが解説いたします。
CONTENTS:
1.自分を知ろう
2.あなたの人生を一本の線で描きましょう
3.ライフラインチャートの活用法とその効用
4.あなたの核となるキーワードでブレないビジネスを作ろう!
5.まとめ〜自分を知ることでビジネスチャンスを掴む!
2.あなたの人生を一本の線で描きましょう
3.ライフラインチャートの活用法とその効用
4.あなたの核となるキーワードでブレないビジネスを作ろう!
5.まとめ〜自分を知ることでビジネスチャンスを掴む!
1.自分を知ろう
顧客が購入を決定する際には、必ずあなたの競合と比較検討を⾏います。今やどんな商品・サービスも、大きな違いを創造するのは難しい時代です。
決め手となるのは「誰から買うか」「誰が担当してくれるか」です。つまり、あなたの能⼒や個性・人柄といった「個」の独自性、価値が⾒られているのです。
そこをクリアするには、まずあなた自身が自分のことをよく知る必要があります。
パーソナルブランディングのスタートは、まず自分をリサーチすることから始めます。
これまでどのように生きて今の自分になったのかを振り返ってみた時、あなたは、両親や先生、友人らから言われてきた「あなたって〇〇だよね」という刷り込みに気づくかもしれません。人は「〇〇だよね」と言われ続けると、それに⾒合った⾏動をすると言われます。
「面白い」「積極的」「内気」など、〇〇部分に自分が他者からよく言われてきた言葉を入れてみてください。
その刷り込みが自⼰概念(セルフイメージ)となり、自分の態度や言動を作っていることに気づく人も多いと思います。
さあ、今から人生を振り返って、自分の態度や⾏動を形作っている、その元を探っていきましょう。
決め手となるのは「誰から買うか」「誰が担当してくれるか」です。つまり、あなたの能⼒や個性・人柄といった「個」の独自性、価値が⾒られているのです。
そこをクリアするには、まずあなた自身が自分のことをよく知る必要があります。
パーソナルブランディングのスタートは、まず自分をリサーチすることから始めます。
これまでどのように生きて今の自分になったのかを振り返ってみた時、あなたは、両親や先生、友人らから言われてきた「あなたって〇〇だよね」という刷り込みに気づくかもしれません。人は「〇〇だよね」と言われ続けると、それに⾒合った⾏動をすると言われます。
「面白い」「積極的」「内気」など、〇〇部分に自分が他者からよく言われてきた言葉を入れてみてください。
その刷り込みが自⼰概念(セルフイメージ)となり、自分の態度や言動を作っていることに気づく人も多いと思います。
さあ、今から人生を振り返って、自分の態度や⾏動を形作っている、その元を探っていきましょう。
2.あなたの人生を一本の線で描きましょう
あなたが生まれてからこの方、どのような道筋を通って生きてきたのか、上記のように⼀本の線で描いてみましょう。
縦軸に、好調、普通、不調、横軸に誕生から現在までの年齢を記し、好不調点を⼭と⾕で記します。これを私たちは「ライフラインチャート」と呼んでいます。
【会社経営者O さん(42 歳)の例】
① 人生の好調点(⼭)と不調点(⾕)を思い出しながら点を打っていきます。
O さんの場合は、大学受験で第⼀志望校に合格したのが最初の好調点(⼭)でした。次に22 歳で就職に失敗。ここが最初の⾕です。
O さんはいわゆる就職氷河期世代で、バブル崩壊後の新卒採用引き締めに苦しみました。何社当たっても内定が取れず、就職を諦めて仕方なく家業を手伝いました。
その傍ら興味のあったIT 専門学校に通ってコツコツ勉強しました。その甲斐あって25 歳でインターネット広告代理店に就職することができ、大手クライアントのデジタルマーケティングに携わるなど上昇気流に乗っていきます(⼭)。
ところが29 歳で不本意な転属を強いられて下がり(⾕)、32 歳で結婚(⼭)。38 歳で離婚し(⾕)、41歳でスマートフォンアプリ事業で起業(⼭)して、現在42 歳です。
②⼭と⾕の点を結んで⼀本の線にしたらチャートの完成です。この時、⼭と⾕の出来事も記入しておきます。
その時々に自分はどう感じてどのような⾏動を取ったのか、そばに誰がいたかなどを思い出してメモしておきます。
※ライフラインチャートを作成する際、自分が感じたことを感じたまま素直に書くことが大切です。
もしも、どうしても記入したくないという出来事があったとしたら、それはあなたがまだそのことに向き合える状態にない、あなたのなかで解消されていない事柄なのです。
縦軸に、好調、普通、不調、横軸に誕生から現在までの年齢を記し、好不調点を⼭と⾕で記します。これを私たちは「ライフラインチャート」と呼んでいます。
【会社経営者O さん(42 歳)の例】
① 人生の好調点(⼭)と不調点(⾕)を思い出しながら点を打っていきます。
O さんの場合は、大学受験で第⼀志望校に合格したのが最初の好調点(⼭)でした。次に22 歳で就職に失敗。ここが最初の⾕です。
O さんはいわゆる就職氷河期世代で、バブル崩壊後の新卒採用引き締めに苦しみました。何社当たっても内定が取れず、就職を諦めて仕方なく家業を手伝いました。
その傍ら興味のあったIT 専門学校に通ってコツコツ勉強しました。その甲斐あって25 歳でインターネット広告代理店に就職することができ、大手クライアントのデジタルマーケティングに携わるなど上昇気流に乗っていきます(⼭)。
ところが29 歳で不本意な転属を強いられて下がり(⾕)、32 歳で結婚(⼭)。38 歳で離婚し(⾕)、41歳でスマートフォンアプリ事業で起業(⼭)して、現在42 歳です。
②⼭と⾕の点を結んで⼀本の線にしたらチャートの完成です。この時、⼭と⾕の出来事も記入しておきます。
その時々に自分はどう感じてどのような⾏動を取ったのか、そばに誰がいたかなどを思い出してメモしておきます。
※ライフラインチャートを作成する際、自分が感じたことを感じたまま素直に書くことが大切です。
もしも、どうしても記入したくないという出来事があったとしたら、それはあなたがまだそのことに向き合える状態にない、あなたのなかで解消されていない事柄なのです。
3.ライフラインチャートの活用法とその効用
ライフラインチャートを作成することにより、自分が何を嬉しいと感じて、何に傷つき落ち込むのかなど、ターニングポイントなどを振り返りながら知ることができ、自分の⾏動や判断の特徴が可視化できます。
例えば、前述のO さんの例で言うと、O さんは苦しい時期に誰かに頼ったり甘えたりすることなく、自分で冷静に解決策を⾒定めて静かにコツコツ勉強するタイプであることが自覚できました。
また妻から自分のことを⾒た時、何でも自分だけで決めてしまい、協調しない性格と感じていたことがよくわかりました。
⼀番驚いたのは、就職の失敗よりも不本意な転属よりも、離婚した時の方が深く傷ついており、自分にとっていちばん人生の⾕だったことが分かりました。いつも平静を装って外には出さないようにしてきたつもりでしたが、案外自分は無理をしていたのかもしれないとも感じました。
冷静でコツコツ物事を進めることは良いことですが、人の意⾒を聴き、もう少し感情を上手に表現できた方が人間味に溢れた人になれるのではないかと思いました。
こういった自分の軌跡を振り返り、本当はどう感じ、どのような言動を取ったかを思い出すことで、さまざまな「気づき」を得ることができるのです。
例えば、前述のO さんの例で言うと、O さんは苦しい時期に誰かに頼ったり甘えたりすることなく、自分で冷静に解決策を⾒定めて静かにコツコツ勉強するタイプであることが自覚できました。
また妻から自分のことを⾒た時、何でも自分だけで決めてしまい、協調しない性格と感じていたことがよくわかりました。
⼀番驚いたのは、就職の失敗よりも不本意な転属よりも、離婚した時の方が深く傷ついており、自分にとっていちばん人生の⾕だったことが分かりました。いつも平静を装って外には出さないようにしてきたつもりでしたが、案外自分は無理をしていたのかもしれないとも感じました。
冷静でコツコツ物事を進めることは良いことですが、人の意⾒を聴き、もう少し感情を上手に表現できた方が人間味に溢れた人になれるのではないかと思いました。
こういった自分の軌跡を振り返り、本当はどう感じ、どのような言動を取ったかを思い出すことで、さまざまな「気づき」を得ることができるのです。
4.あなたの核となるキーワードでブレないビジネスを作ろう!
ライフラインチャートを終えたら、自分の「コアコンセプト」をビジネスに組み込むことを⾏います。
あなたの好きな言葉は何ですか。「革新」ですか。それとも「安定」でしょうか。
好きな言葉とは、自分の価値観の表現です。そこを掘り下げていくと、自分が「どう在りたいか」を示す「コアコンセプト」になります。
それでは早速やってみましょう。
①好きな⾔葉(キーワード)を選ぶ
あなたの好きな言葉(キーワード)を2つ〜3つ書き出してください。そして、なぜその言葉が好きなのか、その理由も考えます。
②キーワードをビジネスに活⽤︕
選んだ言葉を使って、実際にあなたのビジネスで成果を出すにはどうしたらいいのか考えてみましょう。
【弁護士M さんの例】
⽗の経営する法律事務所を引き継ぐことが決まっているM さん。
M さんが選んだ言葉は、「先⾒」と「名誉」でした。
なぜ「先⾒」かというと、最近は、ドローンやフィンテックなど新しい技術に関係した相談が増えているから。積極的に未来に挑戦するクライアントを支えるためにも法律家としての先⾒性が欠かせないと感じています。
また「名誉」とは、弁護士として社会的評価を得たいという強い思いがあります。
それをビジネスにどう活かしたらいいのでしょうか。
↓↓
「先⾒性を持って新しいことにチャレンジするクライアントを支え、高い評価を得られる弁護士になる」となりました。
ビジネスパーソンは、常に多くの選択を迫られ、そのほとんどに迷い悩むものです。
そんな時、自分の好きな言葉をビジネスに取り入れて指針を作ると、迷いやブレがなくなり、自分らしい選択をすることができるようになります。
また、日々の⾏動がこうした価値観を反映しているとき、人は「満足感」や「やりがい」を感じるものです。
自分の人生を自分らしく充実させるためには、自分の価値観、「コアコンセプト」を知ることがとても重要で、それがビジネスに反映された時、よりいっそう人生は輝きを増します。ぜひ試してみてくださいね。
あなたの好きな言葉は何ですか。「革新」ですか。それとも「安定」でしょうか。
好きな言葉とは、自分の価値観の表現です。そこを掘り下げていくと、自分が「どう在りたいか」を示す「コアコンセプト」になります。
それでは早速やってみましょう。
①好きな⾔葉(キーワード)を選ぶ
あなたの好きな言葉(キーワード)を2つ〜3つ書き出してください。そして、なぜその言葉が好きなのか、その理由も考えます。
②キーワードをビジネスに活⽤︕
選んだ言葉を使って、実際にあなたのビジネスで成果を出すにはどうしたらいいのか考えてみましょう。
【弁護士M さんの例】
⽗の経営する法律事務所を引き継ぐことが決まっているM さん。
M さんが選んだ言葉は、「先⾒」と「名誉」でした。
なぜ「先⾒」かというと、最近は、ドローンやフィンテックなど新しい技術に関係した相談が増えているから。積極的に未来に挑戦するクライアントを支えるためにも法律家としての先⾒性が欠かせないと感じています。
また「名誉」とは、弁護士として社会的評価を得たいという強い思いがあります。
それをビジネスにどう活かしたらいいのでしょうか。
↓↓
「先⾒性を持って新しいことにチャレンジするクライアントを支え、高い評価を得られる弁護士になる」となりました。
ビジネスパーソンは、常に多くの選択を迫られ、そのほとんどに迷い悩むものです。
そんな時、自分の好きな言葉をビジネスに取り入れて指針を作ると、迷いやブレがなくなり、自分らしい選択をすることができるようになります。
また、日々の⾏動がこうした価値観を反映しているとき、人は「満足感」や「やりがい」を感じるものです。
自分の人生を自分らしく充実させるためには、自分の価値観、「コアコンセプト」を知ることがとても重要で、それがビジネスに反映された時、よりいっそう人生は輝きを増します。ぜひ試してみてくださいね。
5.まとめ~自分を知ることでビジネスチャンスを掴む!
多くの人は自分のことをあまり考えず生きています。
ビジネスをする上で、⼀度自分を⾒つめ直すことというのは、誰にとってもとても重要なことだと私は思います。
まずはライフラインチャートを作成してみてください。
そしてキーワードをビジネスに活かしてみましょう︕きっと明日からのビジネスが変わってくると思いますよ。
特におすすめしたいのは経営者の方々です。規模の大小に関係なく、従業員に対する責任のある⽴場の方々は、常に悩んだり迷ったりするのが当然です。
従業員に対しての自分の振舞いや、業界内での自身の⾒え方に絶えず気を遣われていることでしょう。
こういうタイミングで⼀度ご自身を振り返って、自分は何者かということを客観視してみてはいかがでしょうか。
ビジネスチャンスを掴み、人生を自分らしく輝かせるために。
(株式会社オレンジフリー代表取締役/ブランド戦略コンサルタント 吉田 ともこ)
ビジネスをする上で、⼀度自分を⾒つめ直すことというのは、誰にとってもとても重要なことだと私は思います。
まずはライフラインチャートを作成してみてください。
そしてキーワードをビジネスに活かしてみましょう︕きっと明日からのビジネスが変わってくると思いますよ。
特におすすめしたいのは経営者の方々です。規模の大小に関係なく、従業員に対する責任のある⽴場の方々は、常に悩んだり迷ったりするのが当然です。
従業員に対しての自分の振舞いや、業界内での自身の⾒え方に絶えず気を遣われていることでしょう。
こういうタイミングで⼀度ご自身を振り返って、自分は何者かということを客観視してみてはいかがでしょうか。
ビジネスチャンスを掴み、人生を自分らしく輝かせるために。
(株式会社オレンジフリー代表取締役/ブランド戦略コンサルタント 吉田 ともこ)