ブランディングで組織力も強化
医療機関のサービスブランディング
医療法人桂川レディースクリニック様
2002年に滋賀県大津市の琵琶湖畔に開院した桂川レディースクリニック様。出生率が全国上位の滋賀県で、産婦人科と不妊治療を行う大津のトップクリニックです。近隣に競合が増え競争環境が厳しくなる中、オレンジフリーに経営コンサルティングをご依頼いただきました。3年間で安定経営の基盤をつくり、次のステップとしてチーム連携のためのインターナルブランディングをスタートさせました。
「産科」「不妊治療」の部門別ブランディングと、「各セクションの垣根を越えた組織力の強化」が目的です。半年にわたる活発な活動の結果、「産科」「不妊治療」の医療サービスブランドを構築しました。
目的
・部門間コミュニケーション
・「産科」「不妊治療」...2つの医療サービスブランディング
・共通の目標に向かって進む医療チームづくり
実践
トップとの入念な打ち合わせ後、スタッフヒアリングを行い、ブランディング設計。オレンジフリーが得意とする「チームから無理なく意見を引き出すファシリテーション」で、多種多様なグループワークやディスカッションで課題を共有し解決策を練りました。
メンバー間のリスペクトを引き出すターム、環境分析、レセコン、助産録の活用、STPマーケティング、ペルソナ設計等を経て、2種の医療サービスブランド戦略を構築し、詳細なブランド体験設計、セクション別推奨規定・禁止規定を策定。同時に部署の垣根を超えた意識改革を行いました。
成果
・チームの意識が一つになり、長年の目標であった「各セクションの垣根を越えて」が実現。
・チームメンバー共通のクリニックの未来像を作り上げることができた。
・医療ブランド・アイデンティティ策定をし、新棟設立への流れができた。
・ブランディングの成功事例として「社員を本気にさせるブランド構築法(同文館出版)」に掲載。
・ブランド・マネージャー認定協会シンポジウム、ブランドセッションにて優秀事例として発表。
桂川レディースクリニック マネージャー 桂川 幸恵様 メッセージ
部活は大学時代のゼミのような雰囲気で、私の立場はそのゼミのリーダーのようなものでした。チーフ達と一緒に部活を進める中で、自分たちがやってきたことは間違いではなかったと確信できました。皆と同じ目線で問題点をあぶり出すことで、共通の将来像をつくり上げることができました。
今後、スタッフが入れ替わることがあったとしても、この部活で得たブランド・アイデンティティは共有財産として、これからも院内でシェアしていきたいと思います。
(社員を本気にさせるブランド構築法・同文館出版より)
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