ブランドコンテンツ開発実績

株式会社モリタ様製品ブランド シリーズ広告

ニプロ×モリタ 歯科医療の明日を変える共同企業メッセージ

株式会社モリタ様(以下、モリタ)は、歯科医院向けの医療機械や材料の卸売販売額で50%近いシェアを握る国内トップ企業です。同社のコーポレートブランディング(インターナルブランディング)を担当したオレンジフリーでは、ニプロ株式会社様(以下、ニプロ)の歯科用局所麻酔剤「エピリド®配合注歯科用カートリッジ1.8mL」のプロモーションのご相談を受けました。大手2社が連携し、歯科麻酔市場にジェネリック医薬品で新規参入するにあたり、両社のブランド力を結集したブランド広告のシリーズ展開をご提案しました。

【課題】
・ニプロとモリタがジェネリック麻酔液で連携したことを周知させたい。
・ジェネリック医薬品に対する不安を払拭したい。
・先発品からブランドスイッチするきっかけにしたい。
【クリエイティブのポイント】
よくある新薬発売の告知広告とは根本的に違えること。先発品に比べるとジェネリック医薬品は劣勢を強いられますが、大手2社のブランド力を結集させ、医療の現状や社会動向を語ることで優位性を示せないかと考えました。

【訴求ポイント】
①ジェネリックのニプロと歯科医療業界をリードする総合商社のモリタの連携。
②超少子高齢化、医療費の増大など社会環境の変化から、ジェネリック医薬品の必然性を謳う。
③業界をリードする2社のブランド力により、新製品を信頼できるブランドと印象付ける。

上記訴求ポイントを盛り込み、3つの広告を制作しました。グラフィックは、simple&cleanをテーマに端正に美しく仕上げました。

【シリーズ第1弾:be】「ジェネリックの明日を変える、という決意」
2社が共同で始めたジェネリック医薬品への新たなチャレンジ。背景には時代や社会の要請があります。スタートは、「エピリド®配合注歯科用カートリッジ1.8mL」。両社はさらに力を合わせてジェネリックの明日を変えると高らかに宣言しました。


【シリーズ第2弾:to】「社会はジェネリックを待っている、という確信」
ジェネリックは自己負担の軽減だけではなく、医療の質を落とさずに医療費を削減する一つの方法。国の方針としてジェネリック普及が求められる中で誕生した「エピリド®配合注歯科用カートリッジ1.8mL」。社会的意義のあるブランドとして位置付けました。


【シリーズ第3弾:or】「選択肢がある、という幸せ」
一社独占状態であった歯科麻酔市場に誕生した選択肢。さあ、あなたはどちらを選びますか?ニプロとモリタは、時代と社会の要請を背景に、「ジェネリックでお願いします」という患者さん、「成分や効果が同一で、薬価が安価なら、国の方針でもあるジェネリックを」という歯科ドクターの声に応えていきます。さりげなくブランドスイッチを促す内容に仕上げています。


【クリエイター】
・クリエイティブディレクター:小池玲子
・プランニングディレクター:吉田ともこ
・グラフィックデザイナー:手塚美恵
・コピーライター:吉田ともこ・原 巧
制作:株式会社オレンジフリー
【成果】
日本歯科新聞、歯科評論、ザ・クインテッセンス等の新聞雑誌、各地のデンタルショー、企業サイト等で展開し、「エピリド®配合注歯科用カートリッジ1.8mL」は初年度で市場占有率、販売本数の目標を達成しました。
プロジェクト概要
クライアント名 株式会社モリタ様
開発ツール 製品ブランド シリーズ広告